100 Fusion.com : フュージョン100
- 100Fusion.com. フュージョン(Fusion, Jazz Fusion)は1960年代後半から現在に至るまでのジャズを基調にロックやファンク、R&B、電子音楽、ワールドミュージックなどを融合(フューズ)させた音楽のジャンルである。時にはクロスオーバーとも、AORとも称されるときもあるが、一般的には、ジャズジャンルから確立されたものの一種に位置づけされている。
- アメリカのビルボードにおいてはフュージョンはコンテンポラリー・ジャズと分類されている。
- 「16ビート」がその代名詞ともなっていき、後には、このジャズやロックなどがミックスされた音楽であるフュージョンの要素が、「8ビート」中心のロックなどにも、逆に取り込まれるようになる。
- フュージョンの曲の多くがインストゥルメンタルであることも大きな特徴であり、BGMとしても馴染みの良い音楽に仕上がっているため、テレビ・ラジオ番組のテーマミュージックとしても多く使用された。
- '60年代後半になるとマイルス・デイヴィスやトニー・ウィリアムスのライフタイムがエレクトリック・ギターやベース・ギター、エレクトリック・ピアノといった電気楽器を用いてロックをジャズに取り入れ、エレクトリック・ジャズとかジャズ・ロック、クロスオーバーと呼ばれる演奏を始めた。後にハービー・ハンコックやジョー・ザヴィヌル、ヤン・ハマー、チック・コリア等がモーグ・シンセサイザーを取り入れている。
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- 日本でのフュージョンは、渡辺貞夫の「カリフォルニアシャワー」(1978)のヒットから始まり、ブームは、1970年代後半から1980年代後半にかけて起きる。中でも1970年代後半にデビューしたプリズム、1980年代は国外音楽アーティストではシャカタク、メゾフォルテ 、フルーツケーキ、国内アーティストではT-SQUAREやカシオペアはインストゥルメンタルバンドならではのメンバー個人の演奏テクニックやソロが聴き所で、また軽快でかつ、ポップ的な要素を取り入れた曲が多いことから人気が高まった。
- その後、1990年代にスムーズ・ジャズ(→100smoothjazz.com)や、アシッド・ジャズへと発展していく。
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